君は白

どこまでも白

凄く純粋だから

汚れけがれを知らない





君を例えるなら

真っ白なキャンバス

白銀の世界の・・・真っ白な雪





それ故君は汚れけがれを知らない

汚しけがし方も知らない





僕は君を手に入れたい

君に触れたい





でも僕は汚れけがれているから・・・

君に触れられない







触れたら君は汚れけがれてしまうから









僕はある日知ってしまった

君を汚すけがす方法を・・・

君を手に入れる方法を・・・





それは神の意志に背く事









それでも僕は構わないと思った











君が手に入るのならば































『手に入れる方法？・・・・・・簡単な事だ』











突然・・・僕の頭の中で悪魔が囁きだした











『そいつを汚しけがしてしまえばいい』











何度も











『真っ赤な絵の具を塗ればいい』











何度も











『そしたらそいつはもう純粋しろじゃない』











何度も何度も囁く











『大丈夫・・・あいつはお前を信用してるから』













ほら・・・こうして僕の頭の中に出て来ては

何度も同じことを囁く

君を汚すけがす方法を・・・











命令するんだ













君は知らない

僕がこんなにも汚れけがれていることを





だから平気で近づいて

無邪気に笑って

無防備になってる









悪魔は君が近くに居るとき必ず現れる

そして君を汚すけがすよう、命令するんだ

君を手に入れたいが為に











『さぁ今だ・・・コイツを汚すけがす時・・・手に入れる時は』









ほら・・・・・現れたでてきた









『今しかない・・・さぁ、コイツを汚せけがせ！！』











































君は白

どこまでも白

凄く純粋だから

汚れけがれを知らない







君を例えるなら

真っ白なキャンバス

白銀の世界の・・・真っ白な雪























ごめんよ









君に意地悪してるわけじゃないんだ









君が愛しくて









君に触れたくて





















ただそれだけなんだ























でも君と違って僕は汚れけがれているから

僕が触れたら君は・・・

















君ハ汚レけがれテシマウ













































そういえば悪魔はこうも言っていた







『お前は汚れけがれているから・・・』







『あいつに触れられないんだろ？』







『だったら簡単じゃねぇか』







『お前と一緒にすれば良いんだよ』







『汚れたけがれた者にすれば良い』







『そしたらあいつは純粋しろじゃなくなるから』







『お前は触れられるだろ？』







『ほら・・・な？簡単な事だ』





































悪魔が囁く





君を汚すけがすために





君に触れられるように

























僕の中で何かが切れた





























さぁ、始めようじゃないか











白いキャンバスの上に









赤い







紅い







アカイ











真っ赤な絵の具を出して









真っ赤に塗ってしまおう























白銀の世界の真っ白な雪の上に









赤い







紅い







アカイ











真っ赤な絵の具をだして









真っ赤に染めてしまおう





































君は白

どこまでも白

凄く純粋だから

汚れけがれを知らない







君を例えるなら

真っ白なキャンバス

白銀の世界の・・・真っ白な雪









































でも今は違う













































真っ白なキャンバスの上に





真っ赤な絵の具が塗られてる




白銀の世界の真っ白な雪の上に





真っ赤な絵の具が染まってる

















もう君は純粋しろじゃない











僕と同じ・・・

























汚れたけがれた人間





















ｆｉｎ





『君は白』























作者のアトガキ＆言い訳

・・・・・・ごめんなさい

もう全国の人に土下座で謝っても謝り切れません

なんかもうシリアス(もどき)にしといて下さい(涙)

てかこれ詩 (爆(え)本当ですよ！？嘘じゃ御座いませんことよ！？

小説並の長さだけどさ・・・(拗ねる)

これ・・・牛子イメージして作ったって言ったら殺されますかね？(誰に聞いてんだ)

ごみゅぎみゃにぇおぅえ〜〜〜〜〜！！

+++++三日後、死体として発見されました+++++



2002/8/7
「無断転載・パクリ禁止！！
もし行なった場合、私はあなたの所に行って絶対何かしに行くので、
よく肝に命じといて下さい」






さおりさま、ありがとうございました！

白いキャンパスに紅い血って視覚的に綺麗で恐ろしいですよねぇ…ｖｖ

ちなみに作者さまのアトガキ＆警告文はオリジナルのまま載せました。

面白かったから（笑）

管理人



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